ビッグマウスな日々

興味のある健康・自律神経を日々のリハビリと融合させられないかと思う日々。とにかく、日々思うことを文字にしてみようという見切り発車ブログ。

東洋医学の考え方

リハビリテーションというものは西洋医学です。西洋医学とは、科学的根拠に基づいた医療として世界中に広まっていますね。



東洋医学とは、昔々から伝わる医療で、結果は出るものの、科学的というよりはスピリチュアルな発想、という印象があります(間違っていたらごめんなさい^^;)。



理学療法士をしていると時々、東洋医学は科学的な根拠に乏しいという理由で、否定的に扱う方もいらっしゃいます。でも私は、そんなに否定する必要はないと言いたいです。



というのも、一見科学的ではなさそうな東洋医学の説明も、西洋医学の理論で説明がつくものが多くあるからです。



例えば東洋医学では体内の「気」の循環を良くすることで病気が治る、という考え方がありますが、「気」なんてものは体の中には見当たりません。しかし、「気」に近いものがあります。それは「血流」です。



血液は細胞の不要物は必要な栄養を運搬する重要な役目をしていますから、血流が良くなることで細胞は常に最良の状態を保つことができるわけです。血流が滞ると、細胞に必要な栄養は届かないし、不要物は溜まるし…良いわけないですね!



それが免役系の細胞だったらどうでしょう?臓器の細胞だったらどうでしょう?本来の機能を十分に果たせるでしょうか。…想像はつきますね。



また、東洋医学では「陰と陽」のバランスが崩れると病気になる、という考え方があります。これは西洋医学でいう「交感神経と副交感神経」に置き換えることで説明がつきます。



いわゆる自律神経というものですが、体のあらゆる機能を無意識下で調整している、重要な器官です。これらの働くバランスが崩れる…言い換えると、交感神経が優位に働き過ぎたり、働かなさ過ぎたりすることで生じる疾患はとても多くあります。体の器官が、本来の働きをしてくれない事で起こってしまうのです。アレルギーなんかもその一つですね。



このように、東洋医学の考え方を西洋医学の理論で紐解くと、そんなに否定するような内容はないと思うのです。



むしろ、病気をダイレクトに治そうとする西洋医学の発想より、自己治癒力を高めて自分の体で病気に打ち勝とう!という東洋医学の発想のほうが、長期的に見ると有効ではないかとまで思います。



ちなみに、リハビリは出来なくなってしまった動作をもう一度出来るように練習する、といったものです。結局練習をして、出来るようになるには自分

が行動しなくてはなりません。もちろん、正しい知識や技術を専門家がアシストする必要はあると思いますが…。



自分の行動で治る、というのは少し東洋医学の発想に近くはないでしょうか?私は西洋医学のリハビリに携わっていながら、リハビリは東洋医学っぽいとも感じています。だからこそ、東洋医学に対して否定的ではありません。むしろ上手に融合できないだろうかとも考えています。



特に、予防理学療法の分野や介護保険下でのリハビリ分野では、病気や介護の恐れを未然に防ぐ必要があるため、そもそも「体を強くする」という発想が大事だろうとも思います。



こんなことを考える人は多くはないと思いますが、リハビリと東洋医学的発想を組み合わせることで、もっと良いリハビリを提供できるのではないか、と考えています。



なんか具体策が思いついたら、また書きます。



今日はビッグマウスでした^^

はじめまして^^

ビッグマウスな理学療法士をしております。日々、考えていることを文字にしていきます。


見切り発車ですが、どうなるか実験です^^;


思い立ったが吉日

やらない後悔よりやって後悔


行動してなんぼ、行動してみないと強化子を得られませんよね。と、いうことで書いていきます。


ワクワク♪



ビッグマウス